shell日記

Pearl&strings

桜と時間と懐かしい道と

 

 

幸せに生きるのは 

いま。

 

「今」しかないのだから いつだって。

 

 

きょうは2頭連れて、

おそらく10年ぶりの、なつかしい大好きな道を歩いてきました。

広々とした河の両岸の桜は満開。

太陽が沈んでゆくまでの美しい時間を、

愛する犬たちと大好きな道を

歩いて・・・

歩いて

歩いて

 

かつてと同じように、中央公園を抜けて

広島城を歩いて、

平和記念公園まで。

 

この10年のことを振り返って、

胸の中にはいっぱいにこみ上げてくるものがあった。

河ぞいの遊歩道や、広い中央公園を犬たちは覚えていた様子で、

うれしそうでした*

 

今年はとにかく歩こうと思います。

犬たちもいつまでも歩けるわけではないですし、

来年、今よりもまた年をとりますしね・・・

 

 

一人で犬を連れていると、

けっこう人とお話しする機会が多くて・・

引き籠っていた長い時間を、

 

もったいなかったな・・・

 

と、思ったり。

 

=====

 

 

きょうの広島城のまわりは

人、人、人、で・・大変なことになっていて、動けないくらい。

光のイベントに入場する人の列がずらりと並んでいました!

正面の門の近くで、お城の写真を撮っていらした奥さんと、

けっこう長く話した。

(もう亡くなったその方のワンちゃんのお話し)

 

 

帰りのタクシーでは、

運転手さんが別府のご出身の方で、ご実家のお隣が温泉のホテルだったそうで、

敷地の下を温泉のパイプを通すのに、自宅にも温泉をひいてもらっていたそうで、

家のお風呂は別府温泉だったと。(なんと贅沢なこと!)

近所の方もお風呂に入りに来ていたそうです。

敷地の田んぼの下を温泉のパイプが通っていたそうですが、

パイプの埋められたところの稲だけが育つのが早いそうで、

ほかの稲はまだ青い中、早く稲穂をつけていたと。

 

また、野球部の練習の前に、近所の畑のサツマイモを(勝手に)掘って、

温泉の蒸し器にさつまいもを入れておくと、練習が終わる頃にはちょうど美味しく蒸し上がっていたお話しなど。

いろんな面白い話を聞かせてくださいました。

 

でもね、最初にお話しなさったのは、

子供の頃(戦後)家で飼っていた犬が、保健所のトラックで連れていかれたお話しでした。

「犬はおとなしいですね」とおっしゃるので、

「ワンちゃん飼っていらっしゃるんですか?」とお聞きしたら、

「昔、田舎で子供の頃にね・・」と。

 

可愛がっていた犬が(中型犬だったそうです)、トラックの荷台につながれて、こちらを向いてずっとワンワン鳴いている、そのトラックを泣きながら追いかけた記憶(当時4歳くらい)が消えなくて、

つらくて、

その方は人生で一度も犬を飼うことが出来なかったそうです。

(「食糧難だったから、犬は食べられてしまったのではないか?」とおっしゃいました。わたしもつらかった。わたしだったら気が狂ってしまう・・)

ところが最近(4か月くらい前から)、お子さんがボストンテリアを飼い始めたのだそうで・・

犬を飼いたいと言い始めて、1年くらい考えて選んで飼われたそうですが、

「可愛らしいですね」と。

 

聞かなかったですけれど、結婚なさって別に住んでいらっしゃるお子さんだと思います。

 

そのお話しから・・・はじまったのでした。

 

いろんなお話を聞かせていただいた 桜の一日。

一人でいるのは、たくさんの人といるのと同じなんだと思います。

これが、誰かと一緒にいると、

知らない方とそんなに話すことはありませんから。

 

 

幸せな一日でした。

リディとグレはぐっすり眠っています。