冬の薔薇

 

まだ樹が幼いので、

力強い・・とまではいかないけれど、

冬の薔薇も美しいと思う。

 

5種の薔薇は葉を落として(剪定して)茎だけになりました。

静かな冬の薔薇の姿になった。

ここから、

春の燃えあがるような美しさへと変化してゆく楽しさ。

 

「カージナル・ド・リシュリュー」の葉や茎は、

陽に当たる面が美しい紫色に染まっています。

すでに茎のあちこちに、ぷっくりとした赤い芽がのぞいていて、

もうすぐに春が来ることを、薔薇は知っているんだな・・と思う。

 

 

薔薇の手入れは、

わたし自身を静かに整えてくれる時間でもあって、

こうした、誰とも関係ない一人だけの幸福を持っていることは、

人生の大きな強みだと思う。

 

 

 

薔薇をとり戻したことは よかった。

美しくあつかいにくい、棘だらけの薔薇と過ごす時間は

わたしの人生の大きな支え。

 

強くて美しい人を仰ぐように、

薔薇を仰ぎ見ています。