どうでもいいとは思いきれないから、
難しいのですね・・・
血のつながりは。
父から電話がありました。父に会ってきた。
タクシーで福屋デパートまで行って、
父のダウンコートをいろいろ見て、着たり脱いだり。
結局決まらないで、何も買わず。
「キハチ」でケーキセット。
それから、
たくさんの人の波に交じって、
イルミネーションを見て歩いた。
雨がパラパラ落ちた。
お蕎麦を食べて、抹茶わらび餅を買って帰宅。
父は楽しくお喋りできたことをよろこんでいました。
わたしもよかったと思う。
半分は父とはもう無理かな?とも思っていたけれど、
そうでもなかった。
父のダウンコートのサイズはLです。
やはり父はグレーよりも濃紺がきれいに見える。
また一人で見てこようと思う。
スーツの上に着るコートよりも、軽くて楽な
普段のいいコートがあったほうがいい。
帰ったら、ミセス・ハーバート・スティーブンスが、
中途半端に乱れていた・・・
こ コレは・・汗*
ドキリ としました。
こんな乱れ方をするのね・・? ドキドキ♡
かわいらしくほどけていました。
またこの薔薇はシャッキリと元気に上を向いて咲く。
まあとにかく、
その薔薇の美しさというのは、
時間によってガラリと変わってしまうものです。
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あまり遠くない時間の先に、
死が待ちうけていて、
すべてがのみこまれて終わるんだ・・・と。
父もわたしも。
それからリディもグレも。
薔薇たちも。
そう思うと、
ほとんどのことは如何でもいいような気もして・・
わたしの拘っていたことも、
腹を立てたことも、
何もかも。
今を気持ちよく生きれば、
それでいいじゃないか。
キラキラしたイルミネーションの大通りを
父と歩きながら、
さびしいのか・・
楽しいのか・・
悲しいのか・・?
さっぱりわからなかった。