「ミセス・ハーバート・スティーブンス」を切りました。

 

花びらの少ない、

うつむいた 端正な白い花のうしろには、

細い萼がすうーっとのびて

先端が遊んで、

優美な曲線を描いている。

なんとも美しいと思う。

 

とてもひかえめな感じのする

ほっそりとした白い薔薇。

静かな香り。

何故だか、

すごく懐かしい気持ちにさせてくれる香りです。

 

「サマーメモリーズ」といっしょに切って、

おなじくらいの咲き具合で、

おなじく白い薔薇で、

同じグラスにさして並べているのですけれど、

ミセス・ハーバート・スティーブンスには

圧倒的に品格があると思う。

 

静かなのに、

存在感のある薔薇。

心に残る美しい薔薇です。

 

 

この薔薇をご覧になって、

はらはらと涙をこぼした人のことを思い出すのです。

元気でいるだろうか、

どうか元気でいてください。

お話しくださってありがとう。

わたしはとても嬉しかったです。

 

わたしもこの薔薇を

心から美しいと思います。