気骨

 

父は 美しい

 

一本の樹のように

もう一度

すっくりと立ち上がった。

 

それははるか遠くに

輝いて

美しく見えた。

 

力をふり絞って

命のかぎり 生きつづけてほしい。

父もまた わたしにとって

棘のある

一本の

おおきな薔薇の樹です。

 

 

 

 

わたしも

もうすこし頑張ろう。

父の子なのだから。