雪の山

 

 

雪の山で死にたい。

死ぬんだったら 冬がいいよね・・

 

 

と言っていた人が、

去年の夏に胃ガンで亡くなっていました。

18日(木) お昼の留守電で知らされた。

夕方、電話をかけて、

その 知らせてくださった方と

久しぶりにお話ししました。

 

その時は 実感がまるでわかなくて、

ぼんやりしていたのですが・・・

 

電話で楽しく話した時のことや、

11年前に会った時の姿や会話など

ぽつりぽつり思い出して

ひたひたと

あとから あとから

寂しくなってきた。

 

身のまわりの小さな日常生活がギリギリ精一杯で 

忘れていた人だけれど・・・

心を開いて話した人でした。

 

 

 

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わたしは、

火山の噴火口に

ヘリコプターで投下してもらって死にたい、

と言ったと思う。

火葬を兼ねていて合理的でしょう*

 

「雪の山なんて、登る体力あるの??」

って聞いたら、

「ないよねェ~・・・」と 笑ってた。

小説家では、山崎豊子が好きと。

 

長崎の街が好きとおっしゃっていました。

わたしは行ったことがないのでわからないけれど・・

行きたいところの話で、

「長崎にもう一度行きたい」と。

エキゾチックな感じが、その方にふさわしい様で、

なるほどね・・・と思った。

きっといい思い出のある街なのでしょう。

 

長崎には

行かなかったのかな・・・。

(わたしには 長崎は似合わないと思っています)

 

 

ゴムの木がほしいと言っていたんです。 

ゴムの木を

渡さずじまいだった・・・。

 

近所で小さな鉢植えを見つけて、

これなら持っていけるかな?と、思ったのが・・・

やっぱり無理、重すぎるかな・・と、

とりやめになって、

ゴムの木は枯れてしまって 

そのままで・・・。

 

 

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<2016年 3月> グレの後ろにあるゴムの木。

 

電車で運ぶには 少し重かったのです。

その頃はわたしも体調がよくありませんでした。

息子さんの車で 寄れる時に取りに来て・・

と言っていて、

そのままでした。

 

 

 

こんなふうに

別れは あっという間にやって来る。

 

 

「祈ってあげてください」

と言われたけれど・・

なにを祈ればいいのか?

わからない。

 

どんな気持ちでいたのか・・

聞きたい。

 

 

 

行きたいところには

行ける時に

行っておいた方がいいですね・・。