shell日記

Pearl&strings

明かりを遠くに

 

 

しんどい時というのは

照明がカンカンと明るいとつらいので、

部屋を暗く 明かりを遠くにつけます。

 

はなれたところがポッと明るくて、

あとは必要な手元が

照らされているのがよい。

 

 

 

10年くらい前に

アルコール依存症の自助会に少し通ったことがありました。

その頃は、お酒をやめるつもりはなくて、

量を減らすつもりで。

(そんなことは出来ないということは、よくわかりました)

 

バーを経営しているという女のかたが

いらしたことがありました。

年配の方でバッチリお化粧した美人で、

裕福そうだけれど、疲れた感じの人。

 

まあ・・それはそうよね。

こうした会に足を運ぶのは

飲みすぎている自覚のある人たちだものね。

女性ばかりの小ぢんまりとした会で・・・

わたしはその時、リディを連れて行っていた。

 

待ち時間のおしゃべりで その方が、

 

『わたしがね、夜 家でお化粧を落として

真っ暗な中に犬を抱いて座ってたことがあったのよ。

そこへ娘が訪ねて来て、

 

ギャァァ―――っ!! 

て驚いてた』

 

「お母さんっ!怖い・・」 

「なにしよるん・・・?!」

 

居ないのかと思ったら いたので、

びっくりしたんだって。

 

 

その方は、わたしを

上手に笑わせてくださったのだと思いますが・・・

さすがに 話に華がありました。

なんでもない話ですけれど・・

ホントに可笑しくてキャッキャと笑った*

優しい人だと思いました。

 

さびしくなった時とか、

この人に会いに、

人はお店に来るだろう・・

というようなことを思ったものでした。

 

 

 

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あの人

お酒 やめたかな?・・・

 

 

昨夜 

部屋を暗くしてすわっていて

その女性のことを

ぽっかり思い出した。