君臨する

 

マリ・ゲヴェルスの「フランドルの四季暦」

四月の庭 のお話しです。

 

フランドル地方では、

エメラルド色のカワセミと、

白い斑模様のガラス細工を思わせるカワカマスが王者として

四月の庭に君臨するのだそうです。

 

水捌けのよい牧草地は、

滲み出た水が捌けるように四辺形に区切られて細い溝が掘ってあり、あふれた雨水などが溜まるようになっているのだそうで、

その草地を囲む水路の岸は花の帯で縁どられる。

「百花繚乱の楽園」と表現されていますから、どんなに素敵な川岸の風景だろうかと楽しく思い浮かべるのです・・・*

溝と溝の交わる場所には丸い水たまりができて樹木と花の輪に囲まれる・・と。

「水たまり」というよりは、わりと大きな池なのでしょうね?・・・

(東洋の小さな島国の、そのまた中途半端な田舎に住むわたしの感覚として)

 

 

"白い斑模様のガラス細工を思わせるカワカマス。"

ガラス細工・・というところがねェ~・・♡

どんなにきれいな魚だろう?と・・心魅かれて、

アレコレさがして見て選んだ写真がこれです。

 

この魚が水の中にじっとしているのが近くに見えたら、

心ときめくものがあるでしょう。

 

 

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ウィキペディアより>

Northern pike (キタカワカマス)クロアチアFinzula湖

 

この恥ずかしそうに魚をささえている男性が・・

なんだか愛おしい♡(アイスクリームをどうぞと言いたいです)

 

ヨーロッパでカワカマスというと、このノーザンパイクを指すことが多いのだそうです。 

クロアチアって何処? と思ったら、イタリアからアドリア海をはさんで東の向こう岸。

 

お話しのカワカマスは牧草地の池に住む魚ですからこんなに大きくはないでしょうけれど、

色はこんな感じかな・・白い斑点模様ですからね*

サザンパイクというのも見てましたけれど、もっと緑黒くて、サバのような模様の魚でした*

ガラス細工という印象は受けない。

 

・・・・・

最初の飛翔が緑の帯となって見る者の目に残像を残しているというのに、間髪を容れずに次の飛翔は始まり、また緑の帯を繰り出すのです。

そうすることでカワセミは、青々と茂る四月の緑がさらに勢いづくよう、手伝っているつもりなのでしょう。

ネコヤナギに止まったかと思う間もなく、すぐにそこを離れ、

礫を打つように落下します。

 

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ピンタレスト画像より>

 

そのカワセミも、カワカマスとだけは関わり合いにならないよう気をつけています。

堤から遠からぬ、深くも浅くもない水の中でまどろむカワカマスですが、

静止したまま動かないその巨体が不気味なのは、張りつめた弓に番えた矢が静止したときと同じ殺気を漲らせているからでしょう。

 

カワカマスの姿には、容赦なく突き刺さる春の痛みが、余すところなく映し出されています。

東の風と白い霜、草の汁のきつい酸味、

あるいは木々の根が密かに繰り広げる戦い、

思春期の少女を襲う不安、

そして男の残忍と女の悩み。

そのすべてがカワカマスから感じられるのです。

 

 

 

ピンタレスト画像より>

 

 

太陽の光をうけてギラリと鋭く光る

カワセミの美しさはわたしにもわかります。

この近所の川の草地でも、春になると大きな望遠レンズをつけたカメラを三脚につけたカメラマンが数人、草の斜面に座っておしゃべりしています。

犬たちとぐるりと歩いた帰りにも まだ座っている。

あたたかくなって、夢のようにのんびりとした春の草地。

 

 

 

 

画像

ピンタレスト画像より>

 

 

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ピンタレスト画像より>

これはカーニバルのメイクかな。

メイクアップって かなり遊べそうですね・・・*

 「化粧」を楽しむ というのは、

人間のおもしろいところだと思います*

 

いきなり話が飛んじゃったけれど・・・。