ため息

 

 

シャンパンの ため息。

 

コルクを留めてある金属をゆるめて、

ハンカチや白い布巾をコルクを上から包むように被せて、

被せた布巾ごと瓶をしっかりともってコルクを少し回すようにすると、

内側からの力で、コルクはもち上がってくる。

このドキドキさせてくれるうれしさ・・・*

 

 

抑えながら、せりあがってくるコルクをゆるした瞬間

すーっ・・・』

と、

シャンパンは かすかなため息を漏らします。

幸せな瞬間。

 

コルクをあげると

白い霧のかたまりが生き物のように 

瓶の口からゆらめきでる。

グラスに注がれる金色のとろりとした液体は美しくて

この世に生きる歓びそのものです ♡

 

長い時間しっかりと蓋をして守ってくれていた、

やわらかくて硬くて

みっしりときめの細かな

あたたかい感触の不思議なコルク。

 

葡萄や酵母の精気や・・・

葡萄がそだった土地の匂いの記憶などもきっと

寝かされた静かな時の間に、

コルクの肌にしみ込ませているんですね。

 

コルクはいつも 

なんともいえないいい香りがしました。

 

 

 

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昨日ヒナギクつくりにつかったコルクも含めて、残っているのはこれがすべて。

金属の留め具はヴーヴクリコが一つだけ残っていました。

ヴーヴって「未亡人」のことだそうですね。

(この金具であんな素敵な椅子をつくっちゃうなんてね・・*)

 

ヴーヴクリコはあまり記憶に残っていないんです。

ほどんどふつうのモエ・エ・シャンドンばかりで、

年に2回くらいの贅沢でした。

レストランではなくて「家で」。

「海で」ということもあったし「藤棚の下で」という日もありました。

藤の花の甘い匂いと蜂の羽音がしていた・・

金色の泡がグラスをゆっくりとのぼってゆく五月のベンチ。

 

 

わたしは親のことも 

誰のことも

愛してはいなかったんだな・・と思う。

 

 

 

=====

 

 

こんど生まれてきたら、

また「呑むぞ!」

と思っています。

 

アルコール依存にはならないように、

ものの考え方や親との関係にはとくに気をつける。

週末にだけお酒を楽しむ人になるのです。

 

ベルギービールを片っ端からのんで、

感想文を書いてみたい*

はじめの銘柄は決めているんです「Duvel(デュべル)」。

 

 

ビールも辛口スパークリング白ものまない

夏がすぎてゆくなぁ~・・・。

 

秋風が吹くと 日本酒が恋しくなります。

毛細血管が欲しがっているんですよ。

ぽっと内側に火がともるようにあたたかくなる感覚。

 

 

 

Champagne Cork Chair Art from DRW Contest by Dan Nawrocki

ピンタレスト画像から>

 

昨夜はコルクアートばかりアレコレ見てました 笑*

 

 

 

口紅は落としていたほうが 

お酒は美味しいですね*