蛙のコンサート*

 

 

西にすこし歩いて、

用水路と住宅とに挟まれた、

車が一台やっと通れるような細い道をすすむと、

ほんの少し開けたところに出ます。

 

北に小さな山を背負って、

まわりが小高く囲まれた感のある一角に広がる水田には、

いま 水がいっぱいに張られています。

 

苗を植えたばかりの夜の水田は

鏡のようになって、

ほんのり明るく見える空や、

オレンジ色のまるいライトをたくさんつけたアパートの光などを映して、

少し別世界のようでもありました。

 

そこにはカエルの大合唱がいっぱいに響いていて、なんて気持ちのいいこと!

遥か高いところまで どこまでも音が昇ってゆくようで・・・

思わず夜空を見上げるのです。

 

 

「すごいね・・カエルの声がいっぱいだね!」と言うと、

リディとグレは

「ホントだね!」と言うようにわたしを見上げて、

またとことこ歩きました。

 

 

 

 尾形光琳 四季草花図巻 | Art,etc.:

尾形光琳 四季草花図巻  ピンタレスト画像から>

 

 

 

カエルの声って、いいなぁ・・と思います ♡

犬(リディ)に連れられて行って、素敵なカエルのコンサートを楽しむことが出来ました*

忙しい日常生活の中で、

用事のない道をあてどもなく彼方此方歩くことなんて、まずありえませんが・・笑*

これは犬と暮らす大きな幸せの一つかもしれません。

 

 

 

昨夜ヤマモモの木の下で、

リディが拾って口いっぱいにくわえた骨付きから揚げを、

口を無理やりこじ開けてとり上げた・・・。

その時のわたしたちは 地獄絵図のようでした。

きょうはリディとグレに、小さなから揚げを作ってあげようかな*

 

 

おもちゃのボールや、葡萄などでしたら「はなせ!」というと放しますが・・・

から揚げはダメです。放しません・・・笑*