花布(はなぎれ)

 

 

【花布】 はなぎれと読むのだそうです。

本のページの背の上下につかわれている布地。

フランスの製本技術、ルリユール作品の写真で拝見した花布は、

絹の刺繍糸で編みこまれたそれは美しいものでした。

 

その編みこまれた刺繍糸の艶やかさ。

糸には、ただとって付けたものではそこまでの華はなくて、

編み込まれ糸が張られてこそ生まれてくる艶。人の手を通して糸が生きる。

繊細な色合いの美しさに・・心はぎゅっとつかまれるのです。

美しいルリユールの世界にふれて、いまいちばん心魅かれるところ。

セネシオ様には、心より感謝です ♡

 

 

 

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白い胡蝶蘭。二つ目のつぼみも咲きました・・・*

 

 

 

我が家に「花布」のついた本はあるのか?・・とさがして・・・みつけました。

(あるのは文庫本ばかり)

内田百閒随筆集。ちゃんと読んでいないのです・・文庫本のほうはざぁ~っと読んでいます。

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この本でいうと黄色い部分が 【花布】(はなぎれ)です。

これは・・ちゃんと縫い付けられた布ではなくて、

模造布を装飾用に貼り付けたものなのでしょう。

 

 

おそらくは・・・わたしがいちばん拘るのは、

「花布(はなぎれ)」だと思うのです。

図書館に「花布ウォッチング」に出かけたい気持ち。

世界中の花布写真と、装丁者のお名前を記して「世界の花布」という豪華本を一冊作りたい。

サウジアラムコの資金を融通してくださらないかしらん・・・悪いようにはしないから ♡

 

コートやスカーフや靴や・・・ストッキングの色にまでこだわって選んで・・・

それでも口紅の色があわなければ、

すべての色の調和を 台無しにしてしまう可能性がある様な・・・

そんな部位だと思うのです。

 

お着物でいうと、

帯〆かな?

 

 

母は、

花布(はなぎれ)という言葉を

知っていただろうか?・・